高校総体西部大会決勝
立ち上がり、昨日の開誠館戦に比べるとやや出足の鈍くなった袋井に対して、悪くない入りで前半。
バランスもまずます、ボールも大事に本来の湖東のサッカーができ、優勝の手応えをも感じさせる人とボールの動きだった。
その流れが変わったのが突然の雨。
ボールがスリップして、徐々にタイミングがずれ始める。
その中でも、ファーストタッチのコントロールを失わず、下を向かず、丁寧なプレーをして、主導権を握っていたと思う。
前半の22分。
湖東右サイドタッチライン近くから袋井NO.8→NO.6へのパス。NO.6タイミングがずれ、トラップ仕切れずボールはルーズボールとなる、河合一輝がそのボールに駆け寄り、袋井NO.6と交錯。
袋井NO.6がスライディング気味に伸ばした右足が、河合のボールに出した右足首に直撃…そのプレーがレッドカード。
袋井の選手が退場で10人になった。そこから袋井にスイッチが入った。
前半残りの時間帯から後半終了まで、10人の袋井と互角の内容。
決定機はあっても単発に終わる。
連戦の疲労?相手が10人になってからの内容は最悪。
相手が10人になった事に安心したのか?
間延びし、運動量も減り全体に切れがなくなる。
後半終了まで全く勝ち気のない試合になってしまった。
延長戦。
10人の相手に対して、思い切ったメンバー交代もリスクにはならないだろう。フレッシュな選手を投入して一気に攻めきりたい。
疲れが見え、切れのなくなった内藤、鈴木将を藤野、山本芳に変えて一気攻勢をかける狙い。延長になった時の予定していたメンバー交代だ。
延長前半。
やや疲れの見え始めた袋井に対して攻勢をかける。が、攻めきるだけの切れ味はなく、袋井のゴールを割れない。
延長後半。
残り5分。
途中交代のミッドフィールダー山本芳に対して、運動量と突破力のあるフォワード山崎周を入れて最後のチャンスに賭ける。
10人の相手に対して引き分けPK合戦は、負けたも同じ。
PKになったとしても軍配は袋井だったと思う。そうならなければいけない。
残り1分。
左サイド袋井ディフェンスの裏に出たクロスボール。袋井ディフェンダー2人を追い越す勢いで山崎周が執念でボールを追う。
一人目のディフェンダーを追い越し、二人目の袋井ディフェンダーが身体を寄せて山崎周の突進を阻止しようする。突進する山崎周の右方向から、スピードに乗って肩から肘を突き出すようにして、山崎周と接触。山崎周はバランス失い、転倒。
最後の最後、土壇場でペナルティーキックを得た。
決まらなければ勝ちはない。
キャプテン鈴木紳がキッチリ決めて決勝点。
ため息しか出ない幕切れだった。
内容は最悪と評したい。
しかし、選手層の厚さ。ベンチスタートだったけれども、いざという土壇場で何かをしてくれると信頼できる選手(3年生)が拾ってくれた勝利だったと思う。
これも勝ちは勝ち。
チームとしてこれまで積み上げてきた多くの事が、見えないところで大きな力になった勝利だと思う。
優勝おめでとう!
西部一位での県大会出場。
西部一位が静岡県一位になるように、責任を果たそう。
そして夢を叶えよう。
応援に駆けつけてくれた多くの先輩、父母会OB、関係者の方々。
ありがとうございました。
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