清水商業が勝った
高校総体決勝 清水商業が勝ったという知らせを聞いた。
正直、静岡学園の総体初優勝を予測していたのが、結果を見て驚きという以上に、清水商業というチームの“強さ”、大瀧監督のすごさに震撼した。
それと、風間宏希、宏矢兄弟の力、働き(もちろん二人だけの力ではないが…)は私の想像を超えていた。
宏希は、2007年U-16県選抜の時の中心選手としての評価は誰しも疑う余地はなかった。しかし、彼は12月のジュニア合宿の直後怪我をし、翌年の10月近くまで回復を遅らせた。結果として秋田国体に欠場。その年の静岡県選抜にとっては大きなダメージとなった。
結果は、優勝した東京に逆転負けを喫し、5位の成績で終わったものの、宏希がいれば…と、いまだに悔やまれる。
風間兄弟の父親である風間八宏氏は、筑波大学蹴球部時代の一学年下に在籍していた。
静岡県人として、静岡県内にその名を馳せ、当事のワールドユース日本大会に高校生として出場した3人のうちの1人だった。
“天才”だった。
手を使わない、足でボールを扱うのがサッカー。そんなことは誰でも知っている。
しかし当事、足でボールを扱うというサッカーのプレーで、凡人、万人の想像を遙かに超える“業”を、際限なく、当たり前のようにやってのけたのが、風間八宏氏だった。
“筆舌に尽くせない”とは、このことだ。
たとえようがないところを、あえてたとえるとするなら、上海雑伎団のまさに人間業を越えた“技・演技”を見る驚きだ。ボールを奪われない。奪えない。1対1…いくらやっても、どうやっても止める事ができない…。なぜ?なぜ?なぜ?
数々の伝説。
わたしがこれまで、身近で実際にプレーに接した選手の中で、紛れもなく“天才”と呼べるのが、小野伸二と風間八宏氏の二人だった。
八宏氏二世の風間兄弟。
兄の宏希は3年生。弟宏矢と一緒にプレーできるのは後数ヶ月かもしれない。
高校総体では、清水商業の勝利と、宏希、宏矢の父八宏氏を超えた活躍をして欲しい。
それと、もう少し先。
日本代表として、同じジャパンブルーのユニフォームを着て、
ピッチに立つ二人の姿を心待ちにしている。
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