浜松湖東サッカー部の心技体
メンタルの“強さ”
高校総体が終わった6月
ディフェンス4人のうちのセンターバック谷本、右のサイドバック松井の2人が受験に切り替えるため引退した。
この2人は、昨年の選手権からレギュラーメンバーとして活躍し、総体西部大会では13年ぶりの優勝に貢献したディフェンダーだ。
今年のユースリーグは、この2人の抜けた穴をどう埋めるかが最大の課題だった。
そこを見事に埋めてくれたのが加藤(3年)と石原(2年)だ。
2人とも総体までは、試合に、常時出場する事はなかった。
特に加藤は元々サイドバック、ボランチ、サイドハーフをこなすユーティリティープレーヤー。
センターバックを本格的にやるのは、3年の高校総体が終わってからの事だった。
決して鳴り物入りで、湖東高校サッカー部に入ったというのでなく、それまでの試合経験も決して十分なものではなかった。
センターバックへのコンバートから、まだ日のたたない時に、静岡北との練習試合ではディフェンスのど真ん中を破られて失点を重ねた…5失点を奪われ完封負けを喫した。
その時点では、今年のユースリーグの見通しは“真っ暗”
どの相手に対しても、何点とられるだろうか?
全く見通しがつかない状態だった。
慣れないポジション。
自分を支える十分な経験や実績もなく、
夏の暑さ。
強豪の揃った、Aリーグのチームとの長く、厳しい戦い。
7月18日の初戦浜松南戦を迎えるまでは、暗中模索。
マイナス要素しか浮かばない状態だったと思う。
その重圧を一番受けていたのは、加藤自身であったはず。
ここで並の選手ならどうなっただろう?
逃げ道はたくさんある。
「どこそこを怪我しました。試合に出られません。」といって戦いの場から自ら身を退く者。
試合には出るが、「わからない、どうしよう、どうしよう…。」とうろたえ半分で“ゆるゆる”になってしまう者。
そういう、チャンスを目の前にしながら、おじけづいて“尻尾を巻いてしまう”選手は、ウチのチームにも山ほどいる。
しかし、加藤の選択は前者のいずれでもなかった。
いざ試合(ユースリーグ)が始まれば、センターバックとしての役割をしっかりと受け止め、
決して、無理をせず、慎重かつ大胆に、自分のできるプレーに対して忠実にプレーをした。
灼熱のコンディションでの80分ゲームでも、集中を切らすことなく、
ミス(失敗)に対して細心の注意を払いながら、相手のトップを抑え、失点を防ぐ事に最大限のエネルギーを注いだ。
ユースリーグの序盤は、パートナー鈴木紳が1.5倍の働きで、加藤をサポートしていた時もあった。しかし、加藤自身の成長によって、センターバック2人の力が3人分、4人分の力となって守備を安定させ、戦うごとに守備が強くなっていった。
そうして成長を遂げながら、ユースリーグ7試合フル出場。
最後の最後までみごとに戦い抜いた。
これは、決して容易い事ではない。
加藤の中にある“強靱な”メンタルがあってこそ、成し遂げた業(わざ)であったと思う。
選手権の組み合わせが決まった。
第2シードとして、二次リーグ、さらに決勝トーナメント進出を目指す。
今年の浜松湖東の強さの一つ。
それは、加藤を始めとする3年生が皆、夏のこの時期にユースリーグや遠征を通じて高校総体の時から、さらに、大きく成長をしていると言う事だ。
受験、進路…いろいろな事を抱えながらも、着実に前進する3年生。
君たちの“戦う後ろ姿”こそが、下級生に残す最大の財産だと思う。
夢の舞台へ…。
花を咲かせよう。
浜松湖東の選手7人が県選抜練習参加
SBSカップ静岡ユースチームの練習会(トレーニングマッチ)が今日、
静岡産業大学の胸をお借りして行われた。
静岡ユース18名のうち、静岡学園の選手6名とジュビロユース1名が不参加のため、やむなく、湖東高校から同じポジションの何名かを補充して、トレーニングマッチを強行した。
40分×2本
前半
4-4-2の両サイドハーフの和田(静学)、戸高(静学)の代わりとして鈴木将と伊藤史のジュビロコンビでプレーしてもらった。
12日に浜松大との試合では、和田、戸高が参加し、両サイドから鋭い攻撃で切り込んだ。
今日の将人、伊藤史もまずまずのできだったと思うが、本来なら互角以上で戦わなければならない県選抜チームの中でのプレー…前半0-2
そこに今の湖東高校に足りないものを見いだす事ができたと思う。
将人、フミも足元のボール扱いやパス&コントロール、サポート、動きの質など、全体的に見れば他の選手とほとんど違和感なくやれる力を持っている。
ただ、それ以上の力を見いだそうとするならば、サイドを崩す速さ、ドリブルでの突破力がまだまだ低いということ。
ボールを持った時に相手に与える“個”の脅威が全く違う。
これは、サイド、トップのアタッカー全てに言える事だと思う。
今の湖東高校であえて、“個”で脅威を与えられる選手は戸塚だけだろう。
しかし、戸塚でもまだまだ本当に怖い選手にまでにはなっていない。
湖東高校サッカー部員の技術レベルは徐々に高くなっていると思う。
しかし“上手い”だけの選手、チームでは勝てないと思う。
“上手い”+“強い”+“速い”
ことが、本当につよくなり、プリンスレベルで堂々と戦うために必要な事だ。
浜松湖東高校サッカー部の次のステージを目指すために、“個”のレベルをより実践的に考えるとすれば、1人ひとりがもっともっと相手にとって“怖い”脅威となる選手になろう。
全員がそこを目指してグラウンドに立てば、もっと練習が変わるに違いない。
学問のススメ
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり。されば、天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位(くらゐ)にして、生れながら貴賎上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働(はたらき)を以(もつ)て、天地の間にあるよろづの物を資(と)り、以て衣食住の用を達し、自由自在、互に人の妨(さまたげ)をなさずして各(おのおの)安楽に此世を渡らしめ給ふの趣意(しゆい 意味)なり。」
…天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言われている。人は生まれながら貴賎上下の差別ない。
「されども今広く此(この)人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人(げにん)もありて、其(その)有様、雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。」
…けれども今広くこの人間世界を見渡すと、賢い人愚かな人貧乏な人金持ちの人身分の高い人低い人とある。その違いは何だろう?。
「其次第甚だ明(あきらか)なり。実語教に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由(より)て出来るものなり。」
…それは甚だ明らかだ。賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由ってできるものなのだ。人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれど、ただ学問を勤めて物事をよく知るものは、貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるのだ。
又(また)世の中にむつかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。其むつかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人と云ふ。
都(すべ)て心を用(もち)ひ心配する仕事はむつかしくして、手足を用(もちふ)る力役(りきえき)はやすし。
故(ゆゑ)に、医学、学者、政府の役人、又は大なる商売をする町人、夥多(あまた)の奉公人を召使ふ大百姓などは、身分重くして貴(たつと)き者と云ふべし。
身分重くして貴ければ自(おのづ)から其家も富て、下々の者より見れば及ぶべからざるやうなれども、其本を尋(たづぬ)れば、唯(ただ)其人に学問の力あるとなきとに由て其相違も出来たるのみにて、天より定たる約束にあらず。
諺(ことわざ)に云く、天は富貴を人に与へずしてこれを其人の働に与(あたふ)るものなりと。
されば前にも云へる通り、人は生れながらにして貴賎貧富の別なし。唯学問を勤(つとめ)て物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。
ルーティーン/ルティーン(routine)
ルーティーン(routine)という言葉があります。
大リーガーイチローが語るルーティーンは、
「私の場合、一日のルーティーンを崩すとダメですね…。」
ルーティーンとは…、
routine
rou・tine /rùːtíːn←/→
―【名】 決まりきった仕事,日常の仕事[課程]、日課; おきまりの手順
用例
(the) daily routine 毎日の決まった仕事, 日課
establish a (new) routine 新たに日課を増やす
**********************************
特にここで述べたいのは、
サッカー選手、チームとして目標を達成するための、ルーティーンを築くとはどういう事か?
湖東高校サッカー部にとって、チャンピオンチームになるためのルーティーンには、どんな事柄・項目が必要になるのか?
目標に向かう毎日の生活の中で、部員個々にやり遂げなければならないルーティーンは何か?
現在ある湖東高校サッカー部のチームと個々の部員に関して、オン・オフを含めたルーティーンの何が足りないのか、欠けているのか?
さらに、湖東高校サッカー部が理想とするサッカーをピッチ上でするために、様々な局面の中ではたさなければならないルーティーンは何か?
湖東高校サッカー部が常に“勝つ”ためのルーティーンはなにか?
強いチームや集団にはしっかりとしたディシプリン(discipline)とルーティーンがある。
静岡学園、清水商業、…
優れたチーム、名門チーム(国内外を問わず)となれば、選手のグラウンドに入り方、トレーニングやゲームの数時間前からの準備、手順。トレーニングの入り方、内容。トレーニングの終わり方、終わった後。
これら全てが、“理にかなった”ユニークな形で選手の“トレーニング環境”をつくっている。
浜松湖東高校サッカー部に、全国の強豪と同じレベルのルーティーンとディシプリンがしっかりと築かれた時に、全国レベル、名門と呼ばれるチームになるのだ。
もう一度、自分たちの全てを検証しなければならない。
そうしないと、チームは変わらない。
チームが強くなるとき
今日の掛川東戦。
試合前の指示は「個の能力を120%出せるように、思い切り良くプレーすること。」
試合の内容は決して良いとは言えないものだった。
ボールは落ち着かず、中盤を飛び越えて前線への雑(コントロールできてない)パスが多く目立った。球離れも全体に遅く、判断の速さや正確さの点でも決して理想とする内容とはいえないものだったと思う。
しかし、
その不正確で雑なロングボールを前線のフォワード中村拓、藤野、(戸塚)、内藤が良く反応し、中盤の藤田、川口、鈴木将がギリギリのところでサポートした。全体的に不安定ながらもディフェンス陣は集中を切らさず、相手のタテ一本のカウンターに対応できていたと思う。
判断の遅れからどうしても、接触プレーが多くなる。その接触プレーにも個々に身体を張って激しくボールを奪った。
選手らは、荒削りなプレーの中でも、ギリギリの速さで目指すゴールに向かっていた。
得てして、そのチームの“最強の形”というのは、指導者である私の想像を超えたところで、選手達によってグランドで造られていくものだ。
3年前のインターハイ。
決勝まで駒を進めた加藤キャプテンの時のチームがまさにそうだった。
自分の中では、「リスクが多く不安定なサッカー」という形に見えたのがあのときのチームだった。
そのチームが藤枝東相手に、前半で3点を奪い、後半の4点目が入った時点では3点のリードを奪った。
誰も、チーム内の戦っている選手でさえも予想だにしなかった事だった。
攻撃こそ最大の防御とよく言う言葉であるが、リスクをおそれずボールを奪いゴールに向かう。
まさに“気持ち”がグラウンドの上で躍動した姿だったと思う。
その気持ちを選手達が実感したとき。
想像を超えた力をチームが発揮するときに他ならない。
勝利を信じて、夢中になって戦いきる。
赤い浜松湖東の躍動を、また再び見たい。
関東(千葉・神奈川)遠征で得たもの
春休み、高校総体、ユースリーグ、選手権に向けてのチームのレベルアップを目指して、
千葉、神奈川に遠征した。
千葉では千葉明徳、東京学館高校と二日間の日程で対戦。
神奈川では、産業能率大学と3日間。大学生のパワーと速さの中で嫌と言うほど揉まれた。
やはり、今の静岡県のサッカーは千葉、神奈川に比べて、約5~10年の遅れがあると思う。しかし、これもサッカー王国静岡の王道だと言うことであれば、とことん静岡スタイルのサッカーで全国の頂点を目指す。このことは決して不可能なことではないと思う。
現に静岡のサッカーはここ10年来変わっていないが、それでも全国では最高のレベルを保っていると思う…選手1人ひとりの技術では。
現在、千葉、神奈川という地域。全国に名をとどろかせるチームの戦い方は、ある共通したコンセプトがあると思う。
それが、単独チームでなく地域、県レベルでハイパフォーマンスを維持し、その中で代表が出てくるという関東の壁は厚いと思う。
今現在、浜松湖東高校サッカー部の目指しているサッカーは、関東を越えるサッカー。
ってなことを言うと、「何?でかいこと言ってんだ。」と言われるかも知れない。
千葉、神奈川のチームにある共通のコンセプト。
これは、湖東高校サッカー部の企業秘密。
ここに書くのではなく、グラウンドで選手達にはしっかりと伝えているし、選手達もわかって来ている。
その、結果をこれからのインターハイのグラウンドで見せてくれる事を期待している。
そうして、高校総体でまたエコパに戻って、夢を実現しよう。
「敷居を渡る事なり」
「剣の修行で、最も大切なことは何でございましょうか?」と、尋ねられた。
すると武蔵は、「そなたは部屋のあいだの敷居(しきい:幅10cm位の、ふすまや障子戸を支えるいわゆるレール。)の上を歩くことができるか?」と、逆に聞き返した。
そのくらい何でもないことだと…笑って答えた。
「それなら、その敷居を頭の高さまで引き上げたらどうだ。そなたはその上を簡単に歩くことができるか」
「それはいささか、むずかしゅうございます」
「そうであろう。たいていの者は、高ところから落ちて怪我をしてはならぬと、恐怖心で足がすくんでしまう。しかし、たとえ同じ高さでも、敷居の幅が二倍、三倍になれば、そこを渡ることができるだろう」
「はい」
「ところが、その幅の広い敷居でも、さらに高さをずっと引き上げると、またまた恐怖心が頭をもたげ、渡れなくなる。」
武蔵は言葉をつづけ、
「剣術もそれと同じだ。恐怖心に慣れることが、何より肝心。剣の道を志す者は、その慣れによってのみ、心に余裕が生まれ、敵の剣を見切ることができる」と、
自らの剣術理論を述べたという。
私がかつて、体育教師として剣道の講習会を受講した時。
榛原高校の剣道部、第2黄金期を支えた斉藤正衛先生の言葉を伺った。
「一所懸命では甘い。“真剣に”でなくては…。」
“真剣”という意味は、まさに剣(つるぎ)。剣道で言えば、切れ味の鋭い日本刀を意味する。
剣道の練習(稽古)は、通常竹でつくった“竹刀”や木刀を使う。
竹刀で打たれ、負けても“命”を落とすことはない。
しかし、稽古はその気持ちではダメだと言うこと。
“真剣”で戦う。
この時、“負け”は“死”を意味する。
わかりますか?
先の武蔵の“敷居を渡る”境地を求めるならば、“真剣”に稽古、修行をする事。
“命がけ”の心境で稽古を重ねて、心の余裕を得て敵を“見切る”事ができるのだ。
サッカーは、1個のボールを“奪う”事から全てが始まる。
ミスしてボールを取られてヘラヘラしている奴がいる。
ミスして、笑う奴がいる。
サッカーで“真剣”に練習するという事。
“真剣”にサッカーをする事。
これは、他でもなくサッカーという競技に、“命がけ”の心境を求めることになるだろう。
そうすれば、上手くなる。強くなる。
必ず。
“有り難い(がたい)”と「ありがたい」
“有り難い(がたい)”の意味は直訳?すると、“有りにくい”、“おこりにくい”。
もっと違う言い方をすれば、“珍しい”。
今風にいえば“あり得な~い!”という事になるでしょう。
普段の生活の中で、私たちは“有り難い”事にたくさん出会っています。
道に迷って困っている時に、人に尋ねると親切に教えてくれた。…有り難い
自分のミスで他人に迷惑をかけてしまった、にもかかわらず周囲は自分を許してくれた。…有り難い
お金がないとき、お金を貸してくれた。…有り難い
勉強をするために大学に通う。高い授業料を親が払ってくれている。…有り難い
毎日勉強もせず、自分に甘えている自分に対して注意してくれる親。…有り難い
ダラダラと生活している自分に、不甲斐なさを感じながら、それを口に出すこともなく、逆に黙って小遣いや弁当を準備してくれる親。…有り難い
服装の乱れや、礼儀知らず。それでも、いつか大人になって分別を身につけてくれると見守ちながら支えてくれる親や先生…有り難い
本来あり得ない=“有り難い”はずの、人の情けや慈悲、真心や善意。
同情や哀れみ。親切。
私たちはこういう“有り難い”人の情けに触れたときに、「ありがたい」
「ありがとう」になるものだ。
“有り難い”の反対は“あたりまえ”
“有り難い”はずの人の情けや支えが、“あたりまえ”になってしまうことがある。
常に“有り難い”事に触れるたびに「ありがたい」「ありがとう」という気持ちを失わない事。
いつも“有り難い”事ばかりの中で毎日生活している事を忘れないで「心」に刻むこと。
大切なことだと思う。
“有り難い”が“あたりまえ”になっている若者や大人、人間がふえている?
最後は情けを貰えるものと勘違いした“人に甘える”人間がふえている?
サッカーでも大切な「心」。
人として“有り難い”を「ありがたい」と感じる心であるはずだ。
弱いから、下手だから頑張るしかないⅡ
今年の3年生は、私の浜松湖東高校赴任と、同じに入学してきた部員です。
つまり、入学から高校総体までを見届けた最初の学年になります。
私は、先日終わった高校総体が湖東高校での最初の大きな区切りになると思っています。
それまでは、湖東高校の伝統や前任の杉本先生への配慮(遠慮)もあってか、湖東高校は伝統があって強いサッカー部だヨ。
その伝統に恥じないように頑張ろう。と言うスタンスで指導をしてきました。
しかし、これからの浜松湖東高校サッカー部が本当に強くなるために…
「君たちコトーは、弱いんだ。」「チームも弱いし、選手も下手な選手ばかり…。」
だから、強くなるためには頑張るしかない。
練習で頑張る。試合で頑張る。
常に手を抜くな!相手をなめるナ!
サッカーをなめるな!
弱いチームのまず“恥を知れ!”
自分に負ける“みじめさを知れ!”
負けて泣くな!練習で泣け!
…こういう気持ちで私はグラウンドに立とうと思います。
それが私の本当の姿です。
その気持ちが部員に浸透したときに、
再び“雑草魂”
闘魂!浜松湖東高校サッカー部が舞い上がる事でしょう。
本当のプライド~弱いから、下手だから頑張る!
1年生が徐々に2・3年生の上級生と一緒にプレーする機会が増えてきました。
Bチーム、Cチームに昇格する1年生がボチボチ出始めた頃です。
初めて上級生と同じピッチでプレーするときの心境&意識。
誰もが同じように、ミスでボールを相手に奪われる事がないように細心の注意と集中力でプレーするのではないでしょうか。もし、自分のミスでボールを奪われたら…目の色を変えて取り返そうとする。
先輩が自分に出したパス。
たとえミスパスでも、少々コースが外れたり、タイミングがずれたとしても、先輩の出したパスが“ミスパス”などと考える余裕などありません…まず、必死で自分のボールにしようとする。相手に先にさわられたボールでもそれを必死で取り返そうとする。
こういう緊張感のある、新鮮なプレーが至るところで見られます。
この気持ちをこれからの高校サッカー生活の最後まで忘れないで欲しい。
この緊張感と集中力、責任感を持ち続け、やがて上のチームでプレーする部員が増えてくると思います。こういう気持ちでサッカーをするから上達していくのですが…
やがて、そういう彼らが学年があがり、もしかするとレギュラーポジションを獲得した時。
多くの選手は、自分はレギュラーだ!俺は上手い…という“自信”を持つようになります。
そこからが問題です。
その瞬間に、はじめて上級生とプレーした時に発揮した“緊張感”、“集中力”、“責任感”を失ってしまう選手になるな!
自分がチームの中で一番下手だから、迷惑をかけないように、恥ずかしくないように頑張る。夢中でプレーする。
常にピッチに立つときの心構えとして、「俺は上手い選手だ!」じゃなくて、
「俺は一番下手な選手だから、チームに迷惑かけないように必死で頑張る。」
という気持ちを“必ず”持ってプレーすること、プレーできること。
これが、湖東高校サッカー部のレギュラー選手の条件です。
下手だから教わる。
試合中や練習中にコーチ、監督から注意、叱責を受ける。
「俺は上手い」と勘違いして“天狗”になっている輩(やから)は、それに「はい!」いう返事すらできない。名前を呼ばれても聞こえないふり…これからの伸びる可能性を感じない選手の典型だ。
「お~ぃ!」
「何やってんだぁ!」
「へたくそっ!」と言われて、なにくそ!と思わない選手はダメだけど、
それに「はっ!」と気づける選手。
大切なことです。
選手権&ユースリーグに向けて
黎明祭(文化祭)が終わり、天皇杯は今週末6月22日に三回戦を迎えます。
対戦相手はSSU(Shizuoka Sangyo Univ.)
メンバーを見ると、年齢は21歳前後、出身チームは京都サンガY、日大藤沢、韮崎…
いままでの対戦チームとは違ってかなり手応えのある相手だと思います。
過去に市立船橋が横浜マリノスとPK戦まで戦い抜いたことや、国見高校がジュビロ磐田と対戦した事からすれば、この辺のチームに対して負けて当たり前などと考えるのはもってのほか。
天皇杯で浜松湖東あり!の旋風を吹かせて欲しいと思います。
さて、
選手権に向けて、3年生がボチボチ練習を再開し始めました。
GK三輪、DF坪井、MF鈴木光、中谷、FW倉田、夏目、塩原の7人がまず名乗りを上げて練習に合流しました。
まだ、これから合流する3年生もいる様子ですが、今日の時点ではまずこの7人。
とりあえずカルロスコーチの走りで“歓迎”を受けました。お疲れ様。
選手権に向けて、まだまだ3年生はこれからが伸び時です。
この夏でさらに“化け”て、悔いのない練習と悔いのない結果を出すように頑張ってください。
まずは、7月12日ユースリーグ初戦。
対浜松南戦で確実に勝ち点がとれるよう、しっかりと準備をしよう。
活躍を期待しています。
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早朝練習&自主練習
文化祭直前では、放課後の練習に制限があったり、ホームルームごとの準備の関係で部員の足並みが揃わなかったため、三日間の早朝練習を行いました。
朝練習は時間が短いながらも、価値のある練習です。
授業を終えた放課後の練習は、その日一日、部員はそれぞれの授業や出来事などで、練習に対する意識や、グラウンドに出るときの気持ちが、どうしてもバラツキが出てしまうものです。
しかし、朝練習は多少の登校距離の違いはあれ、全員が朝起きて、学校に来て、そのままグラウンドに出るという、練習までの生活、条件、お膳立てが同じで、それだけ新鮮な気持ちでサッカーに向かうことができる利点があります。
それだけ、集中して練習ができるのではないでしょうか。
また、もっとそれ以上に大切な事があります。
放課後は“自主練習”でした。
自主練習にもかかわらず、多くの部員がグラウンドに出て、ミニゲームをしたり、基礎練習をしたり、また外周を走っていた部員もいました。
早朝練習で、いつもよりも早起きをして、朝のトレーニングをして、多少の疲れを感じている者もいたに違いありません。
その状態でもグラウンドに向かった部員は、確実に彼らにとっての“自分の限界”を超えた“達成感”を獲得した事でしょう。
小さな事かも知れないけれども、彼らはその事で「自分に打ち克つ」という貴重で大切な経験をしたに違いないのです。
試合で相手に“勝つ”。同じチームメイトに対してレギュラーを“勝ち取る”。
そのための“自分に勝つ”という、一番基本的で大切な“結果”を出したのだと思います。
「今日は、朝練やったからいいや…。」と、自分に妥協(だきょう)して、自分に負けてしまった部員に対して、
自分に対して“価値ある一勝”をあげた部員はこれからも、自分との戦いに勝利して味わう“達成感”や“満足感”や“本当の楽しさ”をさらに積み重ねて行くことでしょう。
そして、本当のサッカー選手としての“自信”を身に備えて、深めていくことだろうと思います。
リアクション・サッカー
よく耳にする言葉です。海外の選手やコーチに「リアクション・サッカー」と言っても、
???な事から、日本で作られた言葉だと思います。
この意味は、簡単に言うと、守備的でネガティブ(消極的)なサッカーの事です。
サッカーにはボールポゼッション(ボールの支配)において3つの局面があります。
①自分たちがボールを支配しているとき。
②相手チームがボールを支配しているとき。
③どちらのチームもボールを支配していない時(ルーズボール、ニュートラルな状況)。
です。
本来、攻撃的でポジティブ(積極的)なサッカーでは、マイボール(ボールを支配しているとき)での、パスの出し方受け方、展開か突破か、速く攻めるかゆっくりと組み立てるのか、サイドから崩すかセンターから突破するのか…を守備とのバランスの中でどうするのか?がサッカーの本質です。
しかし、リアクションサッカーというのは、GKも含めて、どのようにゴールを“守るか”、相手にサッカーをさせないか、が最大のテーマです。
つまり、攻撃のリスクは極力少なくして、相手が厚く攻めてきた背後に素早くロングパスを入れ、FWが一気に仕掛けたり、2列目の押し上げを厚くして早くシュートに持って行くという、言わばカウンター(速攻)サッカーが主眼になるのです。
“引いてカウンター狙い”というサッカーは、勝利を重視すれば最も合理的であり、“勝つ”ためには最も結果の得やすい戦術だと、前日本代表監督のオシムも言っている通りです。
しかし、それをあえてしない、あくまで攻撃とボールがある時にどのようにサッカーをするのか?相手が引いてカウンター狙いのリアクション・サッカーをしてきても、キッチリと攻撃で差をつけ、勝利を手にする。
こういう方向を持って浜松湖東高校サッカー部は戦って行きたいと思います。
昨日終わった西部大会。
常に引き分けのゲームでも、相手よりもシュート数が上回っている事。このことは、自分たちのサッカーに対する姿勢を貫いた結果だという受け止め方もあると思います。
しかし、リアクション・サッカーに対して、もっともっと強い“アクション・サッカー”ができるように、そして勝利を確実につかむことができるように、個々のスキルや戦術をもっと磨き、勝利に対する強いスピリットを高めよう。
サッカーでの守備の目的は、ゴールを守ることではなく、ボールを奪う事。
奪ったボールをいつ、どのように攻撃してゴールを奪うのか。
この当たり前の考え方を大切にしたい。
This is football!
メキシコオリンピックの強化の為に、当時の西ドイツからデッドマール・クラマー氏が日本代表のコーチをしていた時の話。
当時の日本のサッカーはまだまだ未発達で、本場ヨーロッパやドイツでのプレーの質、内容は今ほど中身の充実したものではなかった頃。
そういう状況で、クラマー氏の指導の中、日本の選手が、クラマー氏が伝えたかった本場の“本当のサッカー”に近づいたプレーをしたときに…
“This is football!”(これがサッカーだ!)
と言って選手を賞めたそうです。
高校総体の一次リーグを突破して、今日は軽いフィジカルトレーニングと1/4コートでのミニゲームをしました。
何気なく、ミニゲームを見ていると、今までとはどこか違った印象を受けるのが事実です。
確かに、プレッシャーは全体的にゆるい状態でのゲームですが、ボールがよく動く。
選手の多くは、顔が上がってよく“見えて”いる。それだけアイデアやひらめきが随所に見られるゲームができてきているような気がします。
This is football!
たぶん私がそう感じる以上に、選手たちはそれまでとは違ったサッカーの“楽しさ”を発見してきているのだと思います。
想像力あふれるプレー。
そして得点すること。
さらに強くなるためには、もっと互いに玉際のプレッシャーを強くして、その中でも想像力と力強さ、激しさを楽しめるようになる事が大切です。
This is football!
これこそがサッカーだ!
世界に通用するサッカーを目指そう!
誇り高い引退を!
いよいよ高校総体が始まりました。
3年生にとっては、この大会を最後に引退をする部員がいます。
西部大会のエントリーの段階で、数人の3年生が登録から外れてしまいました。
県大会で再度エントリーに加わるチャンスは勿論あるわけですが、
これまで頑張ってきたけれども結果として、エントリーから外れてしまった悔しさは、
拭いきれないものがあるでしょう。
ここまで、頑張ってきた部員。
人一倍頑張ってきた3年生もその中にいます。それだけに、悔しさも人一倍。
しかし、誰よりも真剣な目でボールを追った姿。
練習後、遅くまで黙々と自主練習をしていた姿は、
たくさんの仲間や後輩の目に焼き付いているはずです。
グラウンドには君達の“サッカー魂”は当たり前の景色として、空気として、
残っていることを忘れないでください。
試合に出て頑張るチームメイト以上に、共感と尊敬を感じる後輩はたくさんいるのだ。
君達の胸に抱いたプライドと誇りは、
湖東高校サッカー部としてのプライドと誇りです。
まだまだ、完全燃焼めざして頑張って欲しい。
西部大会5位
結果は5位。
準々決勝で浜松北に0-1で破れはしたものの、順位決定(5-8位)にまわってからも、モティベーションを落とさず戦えた事は評価できると思います。
とかく、順位決定戦にまわると、負けた試合をひきずったり、優勝を逃した後の消化試合のようになってしまいがちです。
練習にも集中できなくなったり、投げやりになってしまう事さえあるものです…。
しかし、本当の“実力”と本当の“自信”が現れるのは、順位決定戦にまわってからの戦いなのかも知れません。
その点では、浜松北戦の翌日の浜松市立戦では、しっかりと修正すべき所は、修正できていたと思うし、この一週間の練習の雰囲気は、気合いの入った良い練習ができていたと思います。
そして昨日の浜松湖東1-0浜松南
こうしたことは、Aチームだけでなく、サッカー部員全員の持っている、“意識の高さ”を証明するものだと思います。
このことは、5位という結果以上に、私自身、君たちを頼もしく思えるところです。
新人戦県大会。その後のユースリーグ、インターハイ。
そして高校選手権。
もっともっと強い選手、強いチームになろう。
ボールを横に動かす…
浜松北戦での内容の悪さの最大の要因は、精度の低い縦パスと、ロビングボールを多用しすぎて、単調な攻撃になってしまった事だと思います。
ボールを横に動かすための練習は、市立戦の前に行ったシャドートレーニングが最も効果的だと思います。
二次リーグは、単調な攻撃でも得点チャンスを創ることができ他のですが…むしろ、たくさん点をとるためには、時には単調な攻撃が有効な事もありますが、守備のしっかりとしたゲームでは、マイナスです。
中盤のセンター二人が、互いの視野でタッチラインからタッチラインまでのフィールド全体をカバーし、互いに“良い”アングルを保ち、少ないボールタッチで早くボールを動かす事。
プラス…
トップへのくさびとサイドバックへの展開の要素が加わってくれば、ポゼッションは高まり、ボールとゲームが支配できると思います。
県大会までに、シャドーに時間をかけて自分たちのリズムを確かめておきたい。
特に、FWにくさびを入れながら、高い位置でボールを支配することが攻撃を厚くし、プレッシャーの高いゲームでも得点チャンスを多く創ることができるでしょう。
そのための、基礎となるインサイドキックの精度を高める意識も大切です。
コンパクトを維持しながら、人とボールが動くサッカー。
浜松湖東高校サッカー部の目指すサッカーです。
成果のあった名古屋・埼玉遠征
名古屋遠征・埼玉飯能遠征が終わりました。
それぞれの結果を見ると、両隊合わせて負けは1試合のみ。
名古屋遠征組は、松蔭2対2、熱田に0対0の引き分け。
埼玉組は6戦して、5勝1分け。
“負けない”サッカーがチームに浸透してきているハッキリした成果が出てきています。
昨年の選手権が終わった、新チーム発足以来取り組んできたチームの基礎ができあがりつつあることが実感できます。
さて、湖東高校サッカー部はこれからです。
がんばろう。今まで以上に「厳しい」練習をしよう。
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集中力が切れるとどうなる?
“負けない”戦い方をするためには、集中力を保つことは最も大切な要素の一つです。
集中力が切れるとどうなるのか?
逆に、どんなミスが起こっているとき。集中力が足りなくなっているのか?
この答えの一つは、「ボールウォッチャーになっている」ということです。
自分がアプローチした時…集中が切れていてもボールに対しては大抵反応できるものです。
しかし、集中が切れたとき、集中力が低下してきたとき。
アプローチの後、ボールを横にはたかれた後に“ボールウォッチャー”になって、自分がアプローチ(寄せた)相手を見失い、置き去りにされてしまう事が起きるのです。
つまり、ボールばかりを追う“ボールウォッチャー”の状態になることが集中力が低下した状態だと言うことを理解してください。
集中しているときというのは、常にボールと人の動きを同時に見て、次に起こる状況を予測し、それに対し即座に対応できている状態を維持しているのです。
中盤でのアプローチや、クロス(センタリング)に対するゴール前のマーク。
ボールの逆サイドでのマークの仕方やリスクマネジメント…。
常にピッチの上ではボールの動きに対して、相手選手(人)の動きを同時に視野に入れて判断する事。
この頭の働きを試合時間中保つことが“集中力”を維持するということになるのです。
ポジション練習の大切さ
私は何年来、全体練習以上にFW、MF、DF、さらにサイド、センターのそれぞれのポジションに分かれた“グループ練習”を練習に取り入れています。
全体練習では、ポジションを越えた、チーム共通の基礎・基本となる練習課題に取り組みます。
しかし、これだけではゲーム(11人)に必要なスキルや戦術の徹底がなされるかというと、限界があります。
言い換えれば、サッカーにはそれぞれのポジション独自のスキルや判断力というものがあって、その専門性(スペシャリティー)を磨かないと、チームや個人としての進歩はありえないと言うことです。
当然のことですが、FWは他のポジションの選手の何倍もシュート練習をしなければシュート・スキルは身に付きません。
ゴール前でのさまざまな場所、角度、状況でのシュート練習にどれだけ“時間”と“回数”を費やせるか…これが勝負だと思います。
サイドの選手は、クロスボールの精度を上げること。
ディフェンダーは空中戦(ヘディング)、1対1、クロスに対する守備など…。
全体での練習や、試合だけの経験では足りない“専門的”なスキルや判断力を3年間かけて、しっかりと積み上げてください。
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“けが人”の心構え
サッカー選手であれば避けては通れないことです。ケガや傷害はない方が良い。
こんな事があります。
大会直前でレギュラーメンバーがケガをした。
大切な試合まで、一週間しかない。治るかどうか微妙なところだ。チームにとって必要な選手。何とか回復して試合に出させたい…。試合の結果に影響する事は明らかだ。
こんな時の対処として、
ぎりぎりまで練習を休んで、前日、前々日くらいから何とかチームに合流する。場合によっては、前日も別メニュー。当日ぶっつけ本番で何とかプレーする…。
こういう事が、ごく、ごく、ごくまれにある。
もう一度言います。こういう事は、非常にまれ。数少ない、特別なケースだと言うことを確認してください。
基本は、
週末の試合(公式戦・練習試合)に出られると判断できるのは、その一週間前からの練習が出来るコンディションにあること。
練習で100%の力を出せる状態にある選手。だということです。
特にAチーム(A戦)では、よりハッキリと言えることです。
逆に言うと、
その週で前半の段階で、フィジカルトレーニングが100%こなせない状態の選手は、週末のゲーム(試合)も、100%の状態ではない。と判断すると言うことです。
デイリーの練習がケガなどの理由で、充分に動けない、走れない状態での選手が、
どうして?試合になったら動けると判断できるのでしょうか?
コンディションというのは、決して身体面だけではありません。
メンタル部分での、集中力、モティべーション。この部分でも練習で100%のパフォーマンスを発揮できてこそ、試合で出せるのだと言うことを頭に刻んでください。
この約束(ルール)がおかしくなると、チームの土台が揺らいできます。
これは、まれな例外を除いてチームルールとしてハッキリとしておかなければならないことです。
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中田島で“強く”なるもの
浜松のサッカー選手なら誰でも一回は経験する、中田島での砂丘トレーニング。
砂浜を走る事は、筋肉にかかる負荷が増す。強く地面を蹴っても、通常のグラウンドより、スピードが上がらない。
柔らかい砂地は、足首や間接に優しく、また不安定なため、上半身など身体全体の筋肉を強化する。
全国のトップクラスのチームは、日常的に砂浜を走るトレーニングを行っているところは少なくない。
下り坂、上り坂…最後のクロスカントリーはまさに地獄だったと思う。10周を走りきった部員は賞賛に値する。よく頑張った。
途中、走れなくなっても、投げ出さず、足腰に怪我をかかえながらも、歩いてでも10周をやり遂げた部員がほとんどだった。素晴らしい頑張りだと思う。
黙々と走る中で、みんなは何を考えていただろう?私なら、身体のどこかが痛くなってリタイヤできたら…。などと考えるだろう。誰でも、考えることはそう変わりはないはず。
クロスカントリーの前のトレーニングから、リタイヤした選手が何人かいた。
本当に練習を続けられないケガなら仕方がない。残念だけど、別メニューになるしかない。
しかし、よく考えて欲しい。
走らなくても、歩いてでも10周を成し遂げる事。達成する事。全力じゃなくても。自分の中で、どんな形でも「やり遂げる」事。
このことが、痛みを乗り越える事を含めて、“限界を超える=自分を越える”事になるのだ。
理由を見つけるのは簡単なこと。
頭はリタイヤする、苦しさから逃げるための理由や言い訳を考えるために使うモノじゃない。
そこで“がんばる”事がなぜ大切か。自分はなぜ?今苦しまなきゃいけないのか。それがどう自分の肥やしになるのか。自分の何が越えられるのか…。自分の何が変わるのか…。
そう考えるために使うモノ。
残念ながら、11月11日。自分を越える大きな大きなチャンスを逃してしまった部員。貴重な達成感を獲得することなく、その日を追えてしまった部員。
この次のチャンスはいつ、どんな形で訪れるかわからない。しかし、必ずモノにして欲しい。 そうして、やり遂げた自分を体感して欲しい。
次のチャンスに期待しています。
チャンスはどこにでも転がっているよ。
栄光はその先にある。がんばれ。
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“基礎&基本”ってどう言う意味?
これまでのブログで「サッカーの“基本”」と書いてきたのを改めて、「サッカーの“基礎&基礎”」と修正しました。
広辞苑によると
○基本…物事がそれに基づいて成り立つような根本。
○基礎…それを前提として事物全体がなりたつような、もとい。
このブログの場合、「物事=サッカー」を置き換えると。
基礎、基本という意味は、
★基本…“サッカー”がそれに基づいて成り立つような根本。
★基礎…それを前提として“サッカー”全体がなりたつような、もとい。
という解釈になります。
「基礎理解」、「基礎練習」、「基本練習」というのは、グラウンドの中でサッカーという“家”を組立てる、土台と考えるべきでしょう。
もちろん、良い土台がなければ、良い家は立たないように、
“基礎&基本”が、盤石(①大きな岩。いわお。②極めて堅固なこと)な状態になってこそ、良いものがそこに出来上がるという事です。
良いサッカー、強いサッカーは盤石な“基礎&基本”の上に完成されると言うことを忘れないで下さい。
厳しい練習をしよう。
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目標が明確な集団には規律がある(Discipline)
人が集まれば集団になる。
集団が出来ればそこに集団のルール・規律が生まれる。
その場に集まった知らない人同士でも、その場の空気が出来る。それを感じない人は“空気が読めない…”などと言われる。
毎日、同じ時間帯で、同じ顔ぶれで集まるサッカー集団は、積み重ねで次第に“空気”から、もう少し明確なルールが出来てくる。
人の上下関係、役割、外部集団との関わり方、人間関係、プライド、ルールを犯した時の制裁、雰囲気、テンション、タブー、共有…
そうして、サッカー部という集団の中に自然発生的に「規律・ルール」が生まれてくる。
サッカー部という集団でも、その中に学年単位での集団もあるから、部全体の集団の規律と同時に、学年ごとの規律も出来上がってくる。
サッカー部は、基本的にサッカーをする事を目的に集まった集団だ。
その集団(部=チーム)の目標によって、規律の中身が変わるもの。
レクリエーションを目的としたサッカー部には、それにあった規律が。
勝つことを目的にしたサッカー部には、その目的にあった規律が生まれ、形作られてくる。
この規律こそが「あたりまえ」の判断を裏付けるもので、表向きは勝つ事、強くなることを目的にしたサッカー部だ!と言いながらも、現実に形作られる“規律”はレクリエーション部活となんら変わりないレベルのチームは珍しくないのだ。
部員全員が、明確な目標意識を持ち、それに取り組む日常があれば、目的本来の“規律”がそこから生まれ、さらにチーム・集団を目標に近づけていく。
浜松湖東高校サッカー部の目標・目的は何なのか?
君達は何をしに、この集団・チームを選んだのか?
ひとり残らず、再確認する事は、大切なことだと思う。
新チームのスタートに際して大切なこととしてここに明記します。
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「あたりまえ」に感じている必要と程度と優先順位を変えよ
本当に強いチームになるためには、今君達が浜松湖東サッカー部員として持っている「あたりまえ」を、強くなるために必要な「あたりまえ」に変える事です。
それから、サッカー部としてだけでなく、浜松湖東高校生としての可能性をもっと実現していくために、
自分にとって、どういう満足感や喜びの感情が大切なのか?
そのためにどの試練を乗り越えなければならないか?
浜松湖東高校サッカー部で何をしたいのか?
何を勝ち取りたいのか?
…の優先順位をはっきりとさせて欲しいと思います。
浜松湖東高校サッカー部は、たくさんの応援してくれる人の期待を裏切らない結果を残す使命と責任を背負う集団・チームである事を胸に刻んで下さい。
自分達だけの世界で、適当に楽しく練習して、それなりに上手くなって、大会になったら勝てる相手に勝って、運がよければ“強い”チームに勝って…ほどほどに満足できる結果を残せば良い…そんなチームじゃないはずだと思う。
何度も言う。
厳しい練習をしよう。
その前に、一人ひとりの部員が、上手い下手関係なく互いに厳しく、意識と目標を高く持ち、なれあいや甘え、妥協のない緊張感のある部の空気をつくろう。
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そのチームの「あたりまえ」が、強さと品格を決める
ここ数年、毎年選手権の決勝戦に勝ち進んでいる静岡学園は、決勝まで勝ちあがる事は「あたりまえ」。
それを裏付ける練習は、朝五時半からの練習と放課後の二部練習が「あたりまえ」。
一日中走る事も、地獄のようなフィジカルで自分の限界に挑戦する姿勢が「あたりまえ」。
毎日のどこのチームでもやっている、トラップ、ボレー、ヘディングの練習を一本たりと気を抜かず、真剣にやる事が「あたりまえ」。
レギュラーだと思い上がって、いい加減な気持ちで練習していれば、すぐに周りにおいてきぼりにされる事が「あたりまえ」。
勝つため、強くなるために必要なことを「あたりまえ」にやっているから、周りの誰もが、強さを認めるようになるんだ。
負ける悔しさ。
負ける惨めさ、情けなさは、偶然や運じゃなく、君達が「あたりまえ」に毎日、グラウンドの中や外でしているサッカーの結果だ。
時計の針は、あくまで現実・真実の時を刻む。
結果はあたりまえの努力の積み重ねから生まれる。
まだ到達していないという現実から目をそむけるな。逃げるな。
頑張れ。
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今浜松湖東高校サッカー部に足りないもの
サッカーには“勝つ”ための攻撃的な要素と“負けない”ための守備的要素があると言いました。
浜松湖東サッカー部には平均点以上の“勝つ”ための力はあると思います。
しかし足りないものは“負けない”ための蓄積された経験と、“負けない”サッカーをするための日常の鍛練・練習だと思います。
そのなかで特に、先ず手掛けなければいけない事柄は、試合中の「集中力」をより高め、試合中それを維持し続け、途切れないようにする事だと思います。
浜松湖東サッカー部はこれまで、前半の残り5分、ロスタイムに失点する事がとても多いチームでした。
それは他でもなく、集中力の無さを顕著に現わしています。
楽しいだけの練習や、がまんや規律のない日常からは、サッカーに大切な集中力は決して身につかないのです。
厳しい練習をしよう。
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“負けない”サッカーって何?
サッカーのプレーには二つの要素があると思います。
1つは“勝つための”要素である攻撃。もう一つは“負けないための”守備と言ったらわかりやすいでしょう。
この二つの要素のバランスが色々なサッカースタイルや、戦い方を決めているのではないかと思います。
“勝つための”いわば攻撃は、ボールを支配したとき、保持したときのプレーで、サッカーの楽しく表立った要素です。
“負けないための”の守備というのは、簡単に言ってしまえば失点しなければ負けはないという、ごく当たり前の要素です。
“負けないための”守備の要素は、相手にボールを支配されたり、保持されたり、ボールを失ったような場面が重要な局面になるでしょう。
この“負けないための”プレーにはサッカーの楽しさの半面の「厳しさ」が伴う要素なのです。
強いチームはまず、この“負けない”要素に対してしっかりとした意識と準備がなされているチームなのではないでしょうか。
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サッカーに打ち込め
やっぱりサッカーに打ち込む姿がないチームは勝てないナ
高校時代。何が大切か。
やっぱり何かに打ち込む事を身につける事が、将来勝ち組に仲間入りする必要条件だと思う。
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