シュート技術~ボールを面でとらえるキック
高校総体を振り返って、一番の課題は決定力だったと思う。
シュート技術
サッカーの技術のなかで一番難しく、価値の高いスキルだと思う。
野球のピッチャーを例にすると、
良いピッチャーは速球が速く伸びが良い。変化球は大きく変化し切れが良い。
サッカーのシュートに置き換えれば、速球はボールを“点”でとらえる速い真っ直ぐなキック。
変化球は、ボールを“面”でとらえるインやアウトにかかった曲玉だ。
良いピッチャーの投げる切れの良い変化球は、ピッチャーの手から離れた瞬間、ストライクゾーンに向かって投げ出されるとボールは反れて、“ボール”になってしまう。
つまり、ストライクにするためには、ボールの曲がりを計算して、ストライクゾーンの外側(直球ならボール)に投げ出されなければならない。
サッカーのシュートも同じ事が言えると思う。
ストレートで狙うシュートの基本は“逆のサイドネットを狙う”
GKと1対1の場面などでは、インサイド(インフロント)気味に、ゴールキーパーの守備範囲を“まいて”ゴールに入るような、カーブをかけたシュートとの2種類の使い分けが必要だ。
後者のGKを“まいて”ゴールに入るシュートは、野球の切れのある変化球をストライクゾーンに入れるように“蹴る瞬間”、ボールが足から離れる瞬間は、ゴールポストの外側に外れるコースに飛ばないと、GKの正面にボールが飛んでいってしまう。
決定的な場面。
絶対に決めなければならないというプレッシャーのなかで、ゴールポストの外側にはずれるボールを蹴り、巻いてサイドネットにキッチリ決まる…。
この簡単な事がなかなかできない。
決めようとすればするほど、ゴールの枠に内側に蹴ってしまうものだ。
ここ一番、変化球でストライクをとる事。
ここ一番、絶対に決めなければならないシュート。
利き足のインサイドでボールを面でとらえ、ゴール枠から外れるコースにボールを蹴り出す勇気と決断。
練習を重ねた選手だけが、“あたりまえ”に決めることができる得点だ。
練習を重ねた選手。
ゴール隅、スレスレに入るシュートを打つときのキックは、無意識にゴールポスト外側に外れる方向に蹴り足を振っている。























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